2024年3月20日に、三沢競技場 メイン競技場にて、Connection of the Children(以下、CoC)主催のプロジェクト『一歩踏み出そう!プロフェッショナルと自分の道を探せ!』第10回陸上編が開催されました。
一線級のアスリートがコーチとなり、子どもたちの挑戦をサポートするプロジェクト。障がいのある子もない子も一緒にスポーツにチャレンジし、楽しむ機会を提供するもので、今回で10回目の開催となります。Challenge Active Foundation(以下、CAF)は本プロジェクトの企画運営に協力しています。
▼前回までのレポートはこちらから▼
1回目 2022年6月12日開催(水泳)
2回目 2022年8月14日開催(水泳)
3回目 2023年2月4〜5日開催(スキー・チェアスキー)
4回目 2023年3月4日開催(バスケットボール)
5回目 2023年3月11日開催(陸上)
6回目 2023年6月10日開催(水泳)
7回目 2023年10月1日開催(カヌー)
8回目 2023年11月3日(車いすバスケ)
9回目 2023年11月18日開催(水泳)
▼今回のイベント詳細はこちらをご確認ください▼
■コーチ紹介&レクチャータイム
今回のイベントには「一歩踏み出したい!」という想いを持って応募してくれた子ども達19名が参加しました。
このイベントには障がいの有無に関わらずさまざまな子ども達が参加しました。子ども達のチャレンジを支えるボランティアスタッフの数は約2倍の35名。手厚いサポートで参加者のチャレンジと安全を守ります。
今回コーチを担当するのはトライアスロンアジアカップで優勝経験のある蔵元葵氏、当団体代表の木村の2名体制にて行われました。
このレクチャータイムで蔵元氏と木村から、どんなきっかけでも、楽しいと思ったことを続ける大切さや、何回失敗しても諦めずに挑戦していくことの大切さが語られました。
コーチからのレクチャータイムのあとは子ども達が各々で決めたチャレンジの発表がありました。
「トラック競技場をいっぱい回る!」
「コーチと一緒に走る!」
「車椅子レーサーに乗って木村コーチと勝負する!」
などさまざまなチャレンジが発表され、1人ひとり違った意気込みが伺えました。
■チャレンジタイム開始
いよいよチャレンジタイムが始まります。みんなが決めたチャレンジを達成できるようにコーチがプログラムを考えみんなで取り組んでいきます。
ボランティアスタッフの中にはトレーナーや現役のトライアスリートも参加していたため個人に合わせた細かな指導も。たくさん練習する子ども達を励ましたり褒めたりする姿が印象的でした。
イベント内では「車椅子レーサー」の体験も行われました。普段の生活ではなかなか目にすることのない競技に触れ合える、貴重な体験ができます。
■自身のチャレンジに挑戦!
チャレンジタイムの後は自身が決めたチャレンジの発表。みんな緊張の面持ちです。
見事、参加者全員が各々で決めたチャレンジを達成することができました。最初は緊張でなかなか笑えなかった子どもも、最後には満面の笑顔で身体を動かしていました。
■表彰式
イベントの最後には達成したチャレンジと今後やってみたいチャレンジを発表。また、たくさんの「挑戦」と「達成」を行ってきた子ども達には、その栄誉を讃えて表彰式が開催されました。
このイベントを通して子ども達からは
「競技場は初めて走ったけどすごく楽しかった!」
「ランニングだけじゃなくてもっと別のことにも挑戦してみたくなった!」
などの声が聞かれました。
また、参加した子ども達の保護者からは
「ボランティアスタッフの多さに驚きました。つきっきりでサポートしてくれてとても安心でした。」
「いつもは引っ込み思案なのに、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。このような機会をきっかけにたくさんのことに挑戦していってもらえると嬉しいです。」
などの感想をいただき、親子ともにチャレンジすることに前向きになったように感じます。
今後もCAFは『一歩踏み出そう!プロジェクト』への協力を通じて、さまざまな分野で誰もが「チャレンジ」できるイベントを企画していきます。
▼イベント主催:CoC公式サイト掲載のイベントレポートも是非ご覧ください!
障がいあるなし関わらずみんな挑戦!一歩踏み出そう!プロフェッショナルと自分の道を探せ!陸上編開催!(外部サイト:CoC)