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『一歩踏み出そう!プロフェッショナルと自分の道を探せ!』
第5弾イベントレポート!!

  • イベント報告

2023年3月11日に、三ツ沢競技場 メイン競技場にて「一般社団法人ZEN」、「特定非営利活動法人Connection of the Children」との合同プロジェクト『一歩踏み出そう!プロフェッショナルと自分の道を探せ!』第5回陸上編を開催しました。

このプロジェクトは、障がいのある子もない子も一緒にスポーツにチャレンジすることを楽しめる機会を提供するもので、今回で5回目の開催となります。

▼前回までのレポートはこちらから▼
1回目 2022年6月12日開催(水泳)
2回目 2022年8月14日開催(水泳)
3回目 2023年2月4〜5日開催(スキー・チェアスキー)
4回目 2023年3月4日開催(バスケットボール)

■レクチャータイム

一線級のアスリートがコーチとなり、子どもたちの挑戦をサポートしてくれるこのプロジェクト。今回はコーチとして、当団体代表  木村 潤平(パラリンピック5回出場)と理事 谷川 真理、またゲストコーチとして花岡 伸和 氏(パラリンピック2回出場)が参加しました。

コーチ自身の経験も踏まえて、ランニングの魅力を伝えます
パラリンピアンの二人はレーサー(陸上競技用車いす)を担当

イベントには「一歩踏み出したい!」という想いを持って応募してくれた子どもたち21名が参加。

みんなの前で挑戦するチャレンジを発表する参加者たち

まずはレクチャータイム。コーチの3人がどんな子どもだったのか、また競技を始めたきっかけなど話をしてくれます。参加した子どもたちに向けて、木村からは「失敗を恐れずたくさん『挑戦』すること」、谷川からは「これから挑戦することに『興味』を持って取り組むこと」、また花岡氏からは「チャレンジに『自信』を持って挑戦すること」の大切さが伝えられました。

■チャレンジタイム・ランニング

レクチャーを終えると早速陸上トラックに移動。いよいよ体験が始まります。

障がいのある子どももやり方を工夫してみんなで一緒に準備体操
始めはスキップでバネを意識しながら走ってみます

参加した子どもたちは事前に配布された「チャレンジリスト」から、それぞれ挑戦したい事をリストアップしてこの日に臨んでおり、チャレンジタイムでは技術の習得だけでなく、それぞれの挑戦を楽しむことを大切に取り組みます。

31個の項目からチャレンジしたい事を事前に選択

スタッフは参加者一人ひとりにマンツーマンで対応。それぞれのチャレンジに寄り添い、子どもたちの力を引き出しています。

大股を意識した走りに挑戦
長い距離は弾むように軽やかに

■チャレンジタイム・レーサー

障がいのある子もない子も参加できる今回のイベント。参加者21名中9名がレーサーを選択しました。

始めはゆっくりとスタート
未経験でもスタッフのサポートがあるので安心です

最初は恐る恐るゆっくり走っていた子どもたちも、スタッフのサポートにより徐々に加速していきます。

少し緊張しながらのレーサー初体験
短時間でもレーサーを操れるように

■チャレンジ発表

スタッフも一緒に楽しみながらチャレンジを後押し
チャレンジ達成! 笑顔でゴール

チャレンジタイムを終えた参加者たちは最後に事前に自身で決めたチャレンジとその結果を発表をしました。

コーチとハイタッチ!
励まし合いながらみんなでゴール

■懇親会

自身が頑張ったことをスタッフと一緒に振り返ります
たくさんの挑戦を終え「自信」のある表情に

半日のランニング・レーサー体験を終えた参加者たちは、達成したチャレンジと感想をみんなの前で発表。その後、コーチ陣から賞状が手渡されました。

みんなのチャレンジを見届けたコーチから賞状の授与
一人ひとりの挑戦を讃えて手渡されます

今回参加した子どもたちからは、

「あまり見かけないレーサーに乗れて楽しかった!」
「コーチみたいにかっこよく走れるようになりたい!」

といった声が寄せられました。

今後も『一歩踏み出そう!プロジェクト』では様々な分野で誰もが「チャレンジ」できるイベントを企画していきます!

コーチを務めたパラリンピアンの2人で記念撮影
ご参加いただきありがとうございました
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