2024年10月6日、千葉県一宮海岸周辺にて「九十九里トライアスロン2024(以下、99T/主催:九十九里トライアスロン実行委員会)」が開催されました。一般社団法人Challenge Active Foundation(以下、CAF)代表の木村潤平は本大会の企画を担うアスロニアにアドバイザーとして参画しており、この度アスロニアとCAFが業務提携を結び、CAF木村が監修・総合プロデュースの元、99Tにて初めて『チャレンジクラス(パラ部門)』を開催することとなりました。
99Tチャレンジクラスは、誰もがチャレンジできる部門として、「みんなと一緒に大会へ挑戦したい」「トライアスロンに挑戦したい」という思いがあれば、障がいのある方はもちろんのこと、医療的ケアを必要とする方や重度障がいのある方など、スタッフと十分に相談のうえ、誰でも参加可能なクラスです。
今大会には、小学5年生の小宮佑都くんと、小学4年生の中村咲良さんの2名がエントリー。2人とも1週間前に群馬県前橋市で開催された「前橋トライアスロン(以下、前トラ)」にも参加し、トライアスロン大会に魅了されたとのこと。(前トラ2024レポート記事はコチラから)
前トラではプールでのスイムでしたが、99Tはなんと海で泳ぐオープンウォータースイム! 初めての海でのスイムという新たなチャレンジに挑むことになりました。
99Tのオープンウォータースイムは、潮流が少しきつく一般の方も苦戦していましたが、2人とも流れに負けずにしっかりと泳ぎ切ることができました。
海を泳いだ後はバイクパートへのトランジットを行います。一般の参加者や大会関係者など多くの方から応援をいただきながら、バイクの疾走感や、公道でおもいっきりスピードを出して漕ぐことができる環境を存分に楽しんでいました。
最後のランパートでは、九十九里浜の壮大な海を見ながら、それぞれが使用している車いすで走り切り、最高の笑顔でフィニッシュテープを切りました。
参加した2人からは、「最初は不安だったけれど、この雰囲気でレースできるのは時別な体験だった」「とにかく楽しい、もっとやりたいと思えたスポーツです」「トライアスロンがこんなにも達成感や感動のある競技とは知りませんでした」と、自然と一体化しながら競技するトライアスロンの魅力を全身で感じてくれた様子でした。
99Tとして大会初となる『チャレンジクラス』で、九十九里浜の最高のロケーションの中、2名のパラトライアスリートが見事にチャレンジを達成。海でのスイムという難しいと思ってしまいそうなシチュエーションも競技を楽しみながらチャレンジできることを証明してくれました。
来年も達成感でいっぱいの素敵な笑顔を見せてくれる挑戦者たちをお待ちしています!
CAFではスポーツ大会におけるビギナー向け『チャレンジ部門』や、障がい者向け『パラ部門』の企画運営支援を行っています。これらの部門の新設を検討したい大会関係者様や、参加できるイベント・大会をお探しの方はお気軽にお問合せください。