2023年9月30日に前橋トライアスロンフェスタとの合同プロジェクト「トライチャレンジプロジェクト第6弾 ランニング・スイムイベント」を前橋総合運動公園にて開催しました。
このプロジェクトは「誰もがチャレンジできる場所を」をコンセプトに前橋トライアスロンフェスタ実行委員会とChallenge Active Foundation(以下、CAF)が合同で主催する体験型イベントで、さまざまな理由で運動にチャレンジしたいけどできないと感じている人たちにも挑戦しやすい環境を用意し、身体を動かすことの楽しみや喜びを知るキッカケを提供するものです。
また、10月開催の”日本一やさしいトライアスロン”がキャッチコピーのトライアスロン大会「第7回前橋トライアスロンフェスタ」につながるプログラムとなっており、大会に参加エントリーした方の事前練習や今後参加を検討している方の体験の機会として活用されています。
▼未経験者やお子さまもチャレンジできる!日本一やさしいトライアスロン「第7回 前橋トライアスロンフェスタ」の詳細はこちらから▼
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1回目 2022年7月18日「ランニング体験会」
2回目 2022年8月13日「オンライン相談会」
3回目 2022年9月11日「ランニング・スイム体験会」
4回目 2023年5月27日「ランニング・スイムイベント」
5回目 2023年7月22日「ランニング・スイムイベント」
◼︎ランニング
昨年に続き今回で6回目の開催となるトライチャレンジプロジェクト。10月に開催される前橋トライアスロンフェスタに参加予定の8名が参加しました。
今回は前橋トライアスロンフェスタ前の最後のイベントとなるためCAF理事の谷川真理(マラソンランナー)が講師として参加。その他にもCAF代表理事の木村潤平(パラリンピック5大会連続出場)や酒井絵美氏(元トライアスリート)、佐藤謙太郎氏(元トライアスリート)の計4名が講師を担当する豪華な布陣となりました。
谷川からは走る時の視線や着地のしかたなどの基礎的なことが伝えられ、佐藤氏からは重心の置き方など技術面での指導がありました。
ランニング指導の休憩には「ハンドバイク・レーサー(競技用車いす)体験」も行われ関心を集めていました。参加者からは、
「うまく曲がれない!」
「進むので精一杯!」
といった声も聞かれ、パラトライアスロンに対する理解も深まったようです。
またランニングイベント内では今回教わったことの復習と、本番となる「第7回前橋トライアスロンフェスタ」のタイム短縮に向けた取り組みとして、参加者と講師陣を2グループに分けて対決するトランジションリレー対決も行われました。
トランジションリレーは以下の流れで行いました。
ヘルメットを被る→靴を履く→奥にあるパイロンまで走り戻ってくる→次の人にバトン(ヘルメット)を渡す↩︎
参加者からは
「いろいろと教われて本番(前橋トライアスロンフェスタ本番)ではタイム短縮ができそう!」
「練習方法も聞けたのでこれからの練習にも取り入れたい!」
などの声も聞かれ、日々の練習へのモチベーションにも繋がりました。
◼︎ランチ・交流会
ランニングイベントのあとはランチも兼ねて講師陣との交流会が開催されました。講師陣に対する質問はトライアスロンに関することからプライベートなことまで多岐に渡り、親睦を深めました。
◼︎スイム
午後からはスイムイベント。トライアスロンでは最初に行う種目。ランニング同様、入念に一人ひとり丁寧に指導を行います。
今回の参加者は全員「第7回前橋トライアスロンフェスタ」に参加を予定していたので技術指導に加え、大会の雰囲気や本番の会場ならではの早く泳ぐコツなども伝えられました。より大会当日を意識したアドバイスに熱心に耳を傾けていました。
スイムイベントのラストはランニングイベントに続きチーム対抗リレー。教わったことを活かしながら本番のような集中で挑んでいました。
1日のイベントを終えた参加者からは、
「豪華な講師陣から教われてかなりためになった!」
「こんなに丁寧に教えてくれるイベントは他にないと思う!」
などの声が聞かれ、一人ひとりの満足度の高さが伺えました。
◾️ケアプロ株式会社との取り組み
ケアプロ株式会社の看護師協力のもと、本大会やイベントに重症児や障がいのある方円滑で安全な受け入れのための視察及び、検討会を実施しました。
今後も「トライチャレンジプロジェクト」では、運動初心者や未経験者、障がいのある方など、誰もがチャレンジできるイベントを企画していきます!
※このイベントは「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン」の『重症児等とその家族に対する支援活動応援助成』を受け開催しています。赤い羽根共同募金活動にご協力いただきました寄付者の皆さまにお礼申し上げます。