2023年8月11日(金・祝)に杉並区立大宮前体育館「第1回チャレンジ・アスリート」(主催:杉並区)が杉並区立大宮前体育館にて開催されました。
このイベントでは子どもたちがオリンピックやパラリンピックの競技を実際に体験することが出来、さまざまな競技との出合いを通して、「夢に向かって自らの意志でスポーツを選びチャレンジする子ども」を地域ぐるみで育成することを目的としています。
この日は午前と午後の2回に分かれてイベントが開催され、計60名程の小中学生が参加しました。
◾️ハンドバイク・レーサー体験
今回のイベントで、Challenge Active Foundation(以下、CAF)代表理事の木村潤平(パラリンピック5大会連続出場)は講師として、持留叶汰郎(現役プロロードレーサー)はサポートスタッフとしてパラトライアスロンの実技体験を担当しました。
体験会の前には、安全に競技体験が実施できるようにボランティアスタッフ向けに講習会が開催されました。
子ども達は普段なかなか目にすることのできないパラトライアスロンの競技用機材に興味津々。競技説明の最後に木村がハンドバイクのデモ走行を行うと、想像以上のスピード感に子ども達から驚きの声が上がりました。
ハンドバイク・レーサーの体験の後はトライアスロンで行われるスイム、バイク、ランの実際の流れを擬似的に再現してタイムを計測。かなり白熱している様子が伺えました。
今回参加した子どもからは
「(ハンドバイクでは)腕だけであのスピードを出せる選手はすごいと思った!」
といった声も聞かれ、実際生で見たり体験することで競技への理解も深まったようです。
今後もCAFでは地域とも連携しながら、誰もがチャレンジできる社会を目指し、障がいの有無に関わらず身体を動かすことのできる機会を提供していきます。